お見合いの断り方というのは、多くの方がいろいろと悩んでしまいがちな問題です。
相手を傷つけないように配慮することも大事ですし、自分にその気持ちがない時はきっぱりと断らなければなりません。
仲人さんがいるお見合いでは、断りの入れ方として、本人ではなくまず仲人さんに伝えるということが基本的なマナーです。
この仲人さんというのが身内や知り合い、あるいは職場の上司なんかの場合には彼らのメンツを潰すようなことにならないように気を使う必要もあります。
最近ではそうした気苦労の少ないインターネットを利用した結婚相談所もあります。
それを使えば、相談所の仲人さんは仕事としてお見合いをコーディネートしてくれるので、余計な気苦労をせずにすみます。
一度お会いして話をいくらか重ねて見た結果、自分の好みや価値観に合わないと思える場合は、数日中に仲人さんに断りの連絡を入れましょう。
理由としては、「会話が合わなかった」や「価値観がだいぶ違った」といったできるだけ具体的なものにするといいと思います。
また、相手の見た目や態度が気に入らないというような本音は言わないのが最低限のマナーです。
一般にお見合いというのはお付き合いの期間が長くなればなるほど、断りを入れるのが難しくなってくるものです。
この場合は仲人さんだけでなく、相手の方にもきちんとお断りを伝える必要があるからです。曖昧な断り方をせず、具体的に合わなかった点を述べ、相手をきちんと納得させることが大事です。
お見合いの目標は結婚であり、その可能性が見込めないまま交際を続けてもお互いのためになりません。
手紙や電話でその旨をしっかり伝え、お互いに余計な不安を抱くことがないようにすることが、次のお見合いへ支障なく進んでいけるためにも重要なことだと思います。